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2026.05.08

任せることを、先に言葉にします

当院の面談では、6つの項目からなるシートを使っています。

任せること / できていること / 改善したいこと / 次に期待すること / 相談したいこと

が記載されています

線が引かれていると、安心して踏み込めます

新しい職場でいちばん気を遣うのは、業務そのものより、線引きだと思います。

これは自分で判断していいのか、確認してからのほうがいいのか、ここまでやっていいのか。

ですから、先に引きます。

「ここまではお任せします」「ここは、まだこちらで持ちます」を、両方とも言葉にしておく。

そうすると、任された範囲のなかは、遠慮なく動いていただけます。

線があることは、窮屈さではなく、安心して踏み込める広さだと考えています。

「任せないこと」は、これからお渡しする範囲です

「任せないこと」に挙がっているのは、これからお渡ししていく範囲です。

力量ではなく、順番の話です。

そして、この欄は毎月見直します。先月「任せない」に入っていたことが、翌月「任せる」に移る。

そうやって動いていくことを前提にしたシートです。

毎月、どこかが移っているのが健康な状態だと思っています。

「できていること」を、必ず書きます

3つめの欄も、意図があって置いています。

できていることは、ご自分では当たり前になっていて、気づきにくいものです。

だからこそ、こちらから言葉にしてお伝えする欄を用意しました。

思いつかなければ探します。

必ず何かあります。ここを埋めることも、こちら側の仕事のひとつです。

「次に期待すること」は、具体的に

5つめの欄には、次の1か月で何を見ていくかを書きます。

どの業務で、どこまで、いつまでに。そこを言葉にします。

具体的であるほど、応えやすいからです。

期待は、はっきりしているほうがありがたい。

私たち自身がそう思うので、お伝えする側もそうしています。

「相談したいこと」は、支えるために使います

6つめの欄については、ひとつだけ、はっきりお伝えしておきます。

ここに書かれたことは、支援のためだけに使います。

しんどいと書いても、分からないと書いても、そこは支えるための情報として受け取ります。

制度として、そのように決めてあります。

安心して書ける欄があるからこそ、6項目のシートが機能します。

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