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お知らせ
2026.04.21
お金にかかわることは、いちばん最後にお願いします
当院の育成フェーズの最後は、ほかのフェーズと違うところが2つあります。
ひとつは、期間の区切りがないこと。もうひとつは、お金にかかわる権限が、ここではじめて渡されることです。
そしてここの移行は自動ではなく、院長がお渡しします。
なぜ、いちばん最後なのか
金銭にかかわる判断は、あとから戻しにくい種類の仕事です。
発注も、お支払いも、やり直しがきかないか、きいても手間や費用が発生します。
そして、この種の判断は「慎重な方にお願いする」だけでは守れません。
慎重な方でも、前後の事情を知らなければ判断のしようがないからです。
必要なのは性格ではなく、その判断が全体のどこにつながっているかが見えていることです。
それはF1からF4を通っていただかないと、なかなか見えてきません。
ですからF5に置いています。
信頼していないからお渡ししないのではなく、お渡ししたあとに困らない状態を、先につくっておく、という順番です。
なぜ、期間の区切りがないのか
F1からF4には、2週間・1か月・3か月・6か月という目安があります。F5だけ、ありません。
期間で区切るということは、「その期間を過ごせば届く」という意味を含みます。
F5はそういう性質のものではない、と考えています。
半年で届く方もいれば、そうでない方もいる。
それは能力の差というより、それまでに担当してきた業務の幅の違いであることがほとんどです。
なぜ、院長がお渡しするのか
項目を満たせば自動的に上がる、という形にはしていません。最
後は院長が判断してお渡しします。
権限をお渡しするというのは、その判断の結果に組織として責任を持つ、ということです。
それなら、誰がお渡ししたのかを曖昧にしておくべきではないと考えています。
同時にこれは、渡す側の責任もはっきりさせます。
お渡ししないのであれば、なぜなのかをきちんとお伝えする必要が出てくるからです。
判断は、記録をもとに行います
当院には、「記録がなければ、加点も減点もしない」という決まりがあります。
印象で評価しない、ということです。
良い動きも、直したほうがよい動きも、同じ様式の事実ログとして残します。
F5をお渡しするかどうかの判断も、同じ土台の上で行います。
権限は、ゴールではありません
念のため書いておくと、F5に届くことが働く目的です、というお話ではありません。
当院には、副院長・副院長代理の3段階のキャリアの道筋があり、マネージャー側にも同じ構造があります。
現場を回す段階、売上を設計する段階、経営に関わる段階と、その先が続いています。
ここまでが、入職してからの道のりになります。