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2025.10.11

スタッフを守ります

現在医療関係者に対するハラスメントが大きな問題になり、札幌市でも昨年から医療関係者を守る条例が立憲民主党の山根理広先生のご尽力により施行されています。

医療法人社団蓮桜会が運営するクリニックでは、すべてのスタッフが札幌市のカスタマーハラスメント条例と当院顧問弁護士による法の体制のもとで守られています。

1️⃣ 当院における「患者様」とは

当院における「患者さん」とは、
医療行為(診療・相談・検査・処方など)を受ける、または受ける意思をもって正当な手続きを経た方でかつ下記を満たす方を指します。

  • 正規の予約・受付を通して診療を受けている方
  • 診療中・診察待ち・会計中など、医療提供の過程にある方
  • 未成年の場合の保護者など、診療に直接関与する代理者
  • お互いに信頼関係を築ける方

2️⃣ 「患者ではない」と見なされる行為・人物

以下のような行為が見られる場合、その方は当院における「患者」とは見なしません。
その時点で医療提供関係は終了し、法的措置とします。

  • 暴言・恫喝・人格否定・威圧的な発言
  • 不当な要求・金銭や物品の要求
  • スタッフへの身体的接触・性的言動
  • SNS等への誹謗中傷・虚偽の投稿
  • 予約妨害・虚偽予約・無断撮影や録音
  • 他の患者やスタッフの業務を妨害する行為

これらであると判断した場合、当院は速やかに 顧問弁護士もしくは警察に通報して対処しています。


3️⃣ スタッフへのお願い

  • 不当な言動を受けた場合、絶対に我慢せず、すぐに報告・カルテ記載してください。
  • 3分以上不当な要求をした場合、威力業務妨害で受付横の連絡先に通報してください。警察です。
  • 相手が自分の要求を通すために、あなたを攻撃した場合、裁判で反撃します。
  • 対応中に危険・不安を感じた場合は、安全を最優先し、その場から離れてください。
  • 院内は4つの監視カメラで記録しています。
  • 事実関係の記録(日時・言動・場所)は、弁護士対応時の重要資料になります。

スタッフを守るため、暴言・威圧などはこれまでも速やかに顧問弁護士による法的措置をとっております。

2025年度は2名の医療関係者、1名の非医療関係者(3人/約26000人)が弁護士対応となっております。

親切で丁寧な医療を提供するためには、まず、ここで働くスタッフ一人ひとりの安全と尊厳が守られていることが大前提です。

そのため、当院では以下を明確に宣言します。

スタッフへの カスタマーハラスメント(カスハラ) や ペイシェントハラスメント(ペイハラ) は、いかなる理由でも許しません。

受付での行動はすべて監視カメラで記録されており、「暴言・威圧」は当院のスタッフもしくは理事長がどう感じたかどうかですべてが決まります。

みんなが気持ちよく働ける職場こそ、最も良い医療を生み出します。

私たち経営陣は、スタッフを守ります。

私たちは、医療の本質が「信頼関係」にあると考えています。
そして、信頼は相互の敬意があってこそ成り立ちます。

スタッフを守ることは、患者さまに誠実な医療を届けることと同義です。
不当な行為から自分と仲間を守ることを遠慮することはない、常に正々堂々と経営陣に報告してください。

医療法人社団 蓮桜会 理事長 続木康伸

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